2025/12/21
TechTool Pro 21.0.6 のリリースにより、
アプリケーション本体の 日本語ローカライズが正式に復活しました。
本記事では、その背景と、act2としての率直な気持ちを少し書いておきたいと思います。
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UI/UX が大きく変わった TechTool Pro 21
TechTool Pro 21 は、単なるメジャーアップデートではありません。
ユーザーインターフェース(UI)や操作性(UX)の刷新に加え、
将来の長期的な開発と安定性を見据えた 内部構造の再設計 が行われた世代交代的なバージョンです。
そのため、従来のバージョンとは異なり、
「見た目だけ変えた」アップデートではなく、
アプリケーションの基盤そのものが大きく進化しています。
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日本語版が一時的に英語のみだった理由
TechTool Pro 21 の初期リリースでは、
日本語版が一時的に英語UIのみとなっていました。
これは、日本市場を軽視した結果ではありません。
開発元の Micromat が、
まず 不具合修正・安定性向上・旧機能の復旧 を最優先事項と判断したためです。
v21 は内部構造の変更規模が大きく、
不完全な状態でローカライズを進めることは、
結果としてユーザー体験を損なうリスクがありました。
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「まず安定させる」という判断
Micromat は、
• ユーザーから報告された問題への迅速な対応
• 旧バージョンで評価されていた機能の復元
• 将来に向けた品質担保
これらを最優先し、
ローカライズは 安定版が見えた段階で確実に行う という判断を取りました。
日本パートナーとしては正直、
「早く日本語版を出したい」という気持ちもありました。
しかし、完成度を犠牲にしないという姿勢は、
長年パートナーとして見てきたMicromatらしい判断だと感じています。
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TechTool Pro 21.0.6 で、日本語対応が正式復活
そして今回、
TechTool Pro 21.0.6 にて、
アプリケーション本体の日本語ローカライズが正式に組み込まれました。
UI が安定した状態でのローカライズとなったため、
安心して日本語版としてご紹介できる品質に仕上がっています。
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act2としての正直な気持ち
正直に言うと、
「やっと、この状態で紹介できる」と感じています。
英語UIの期間中、
お待ちいただいたユーザーの皆さまには感謝しかありません。
そして、品質を最優先して対応してくれたMicromatにも、
改めて敬意を表したいと思います。
これからは、
安心して TechTool Pro 21 日本語版をご案内できます。
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お知らせ
なお、本記事より act2 blog は
act2blog.blogspot.com/ → act2com.blogspot.com へ移行しました。
今後は、こちらの新ブログにて情報発信を続けていきます。
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